イクスラボの特徴 | 株式会社イクスラボ

ABOUT DIGITAL PRINTINGデジタル印刷について

株式会社イクスラボは千葉県船橋市に拠点を構え、デジタル印刷パッケージ製造に特化した企業です。
柔軟な対応力とスピーディな製造体制により、2021年7月に創業以来多くの企業様からの信頼を築き上げ、着実な成長を遂げております。

現在、当社はHP indigo 20000とHP indigo 25Kの2台のデジタル印刷機を駆使し、企業様の多岐にわたるパッケージに関する課題に向き合っております。
より多くの企業様にデジタル印刷についての理解を深めるべく、特徴やメリット、デメリットについてこちらで解説いたします。

WHAT IS DIGITAL PRINTING?デジタル印刷とは

物理的な版を必要とせず、デジタルデータから直接印刷物を作り出す手法

デジタル印刷は柔軟性と効率性から多くの企業に注目され、現在急速に普及しています。

オフセット印刷との違い

オフセット印刷とは、版を使用した印刷手法です。商業印刷や書籍の印刷など、幅広く利用されています。オフセット印刷では、版のインクをブランケットというローラーに転写してから、紙に印刷します。印刷工程で製版が必要で納品までに時間やコストがかかる点が、デジタル印刷との大きな違いです。

グラビア印刷との違い

グラビア印刷は凹版(おうはん)印刷の一種で、版に作られた凹みにインクを流し印刷する手法です。色の濃淡を再現するのに優れているため、ポスターや雑誌に掲載するカラー写真、食品パッケージ、プリント生地などの印刷に適しています。デジタル印刷との違いは、製版が必要で加工に手間がかかることから、コストが高くなりがちという点です。

FEATUREデジタル印刷の特徴

特徴1短納期

デジタル印刷は版の作成が不要で、インキの乾燥する時間も短いことから発注から納品までスピーディに対応可能です。緊急な注文やプロジェクト、新商品・改良版を市場に素早く投入することが必要な際にご活用いただけます。

特徴2小ロット印刷による
製造コスト・在庫リスクの低減

従来の印刷手法とは違い、製版の必要がなく改版時にも版代が発生しないため、大幅な版代コストを削減できます。また、小ロット(イクスラボでは500枚から)でも製造可能のため、初期投資の削減、そして在庫を抱えるリスクを軽減することができ、企業様のキャッシュフローの最適化や商品の品質維持に貢献できます。

特徴3バリアブル印刷の可能性

デジタル印刷では、一部分を変えて印刷できる「バリアブル印刷」が容易に行えます。イクスラボではパッケージの仕様が(形状、素材、サイズなど)同じであれば、印刷内容がバラバラでも同時に印刷することができます。少量多品種な商品展開や商品それぞれの売れ行きに応じたパッケージ製造など、需要の変動に合わせて柔軟に生産・供給することができます。

特徴4環境への配慮

版の製作が不要なため、その過程で発生する廃棄物が少なく、CO2排出量を削減できる点でも注目を集めています。2009年の日本印刷技術協会の調査によれば、印刷部数が少ない場合、デジタル印刷はオフセット印刷に比べて環境に優れています。オフセット印刷の刷版工程がCO2排出の大部分を占め、刷版数とCO2排出が比例するためです。したがって、版を使わず印刷量を最適化できるデジタル印刷が、より環境に優しい手法とされています。

参考・出典:デジタル印刷とオフセット枚葉印刷のCO2排出量の比較調査│公益社団法人日本印刷技術協会
https://www.jagat.or.jp/past_archives/content/view/1197.html

特徴5データドリブンマーケティングでの活用

顧客ニーズが複雑かつ多様化している現代では、データドリブンマーケティングが欠かせません。デジタル印刷は、データとの連携が容易であり、バリアブル印刷を活用したデータドリブンマーケティングが可能です。ターゲット、販売チャネル、地域ごとに異なる印刷物を提供することで、効果的なアプローチの計測やA/Bテストマーケティングが実施できます。

DEMERITデジタル印刷のデメリット

印刷量が多い場合は
コストが高くなる場合がある

デジタル印刷とオフセット・グラビア印刷との価格を比較した場合、パッケージのサイズによって、オフセット・グラビア印刷を選んだほうが1枚あたりの印刷コストを抑えられる場合があります。オフセット・グラビア印刷は、同じ版で何万、何十万部も印刷をすることから、部数が増えるごとに料金が低くなるよう設定されているからです。

とはいえ、パッケージの仕様によって、デジタル印刷もオフセット・グラビア印刷と同じほどのコストで提供する場合があります。気になる方は一度弊社までお問い合わせください。

印刷機による品質のバラツキ

デジタル印刷機器はメーカーや機種により異なるため、品質に一定のバラツキが生じることがあります。その点、オフセット・グラビア印刷機は同じ技術方式を採用しているため、どのメーカーの印刷機を使っても同品質で出力できます。デジタル印刷を採用し、同じ品質を維持するためには、特定のメーカーの機器を統一的に使用する必要があります。

デジタル印刷を最大限に活かし、
課題解決を目指す

デジタル印刷の特徴、そしてメリットとデメリットをご理解いただけましたでしょうか。

印刷業界は紙の印刷物減少の波がある一方で、企業のマーケティング戦略の一環という位置付けの小ロット印刷や
バリアブル印刷に需要が年々高まっています。
「適量・適地・適時」の製造販売を実現できるデジタル印刷機は市場のニーズが多様化している現在において、
きっと経営課題の解決手段の一つとなるでしょう。

イクスラボはお客様との綿密なコミュニケーションを重視し、
デジタル印刷の特徴やメリット・デメリットを理解した上で、最適な提案を心がけております。
また、お客様の製品に必要な細部のカスタマイズや急な仕様変更にも柔軟に対応することができ、お客様の期待に添えるよう努力を重ねています。
これからもお客様の期待に添えるよう努力を惜しまず、デジタル印刷を最大限に活かし、お客様と共にパッケージの課題に立ち向かってまいります。

シミュレーション画面

お問い合わせ

サンプルを多数ご用意しておりますので
まずはお気軽にお問い合わせください。