
お客様情報
会社名 | 株式会社リクセル |
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URL | https://lixel.co.jp/ |
所在地 | 東京都清瀬市竹丘3-10-9 |
事業内容 | 健康食品の企画・EC販売 |
ご担当者様 | 佐藤良太様 |
お取引開始時期 | 2022年 |
パッケージ形状 | チャック付きスタンド袋(マットフィルム) |
「ブランディングの要はパッケージ。商品の“顔”を本気で作らないと、単発で終わってしまうでしょう。」
そう語るのは、株式会社リクセルの代表、佐藤良太様。
「あたりまえの健康をあたりまえに」をミッションに掲げ、健康茶を中心としたウェルネスブランド「&WELL(アンドウェル)」を展開。ご自身が健康食品業界で長く培った経験と、現代の食と健康への問いから、安心・手軽に続けられる「栄養まるごと粉末茶」を開発されました。
今回はブランディングの核となるパッケージを軸に、リクセル様の包括的な戦略をイクスラボがどのように支えているかを紐解きました。
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20年の業界経験とコロナ禍が導いた、起業への決断
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イクスラボと共に築くパッケージブランディング
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健康食品業界の未来戦略と、「真のパートナーシップ」への道
1.20年の業界経験とコロナ禍が導いた、起業への決断
ーーー商品開発の背景には、どのような想いがあったのでしょうか?
食と健康に関する情報が氾濫する中で、「安心して家族と飲めるか」「手軽に続けられるかどうか」を開発の出発点にしました。主力商品の粉末茶は、素材100%で無添加・ノンカフェイン。煮出す必要がなく、お湯や水に溶かすだけで簡単に飲め、お茶殻が出ないので環境にも優しい点が特徴です。
既存のお茶はパックタイプが多い中で、粉末であることで「素材の栄養を丸ごと摂取できる」というコンセプトを思いつき、そこで差別化できると考えました。
また、現代は「時短」が重要なキーワードですよね。忙しい女性が働きながら子育てをする中で、手軽に栄養が摂れて時間短縮にもなる粉末茶は、非常にニーズが高いと確信しました。
ーーー佐藤様が起業され、健康食品業界に参入された背景や想いをお聞かせいただけますか?
実は、20年以上健康食品業界に身を置いていました。コロナ禍で業界の先行きに不安を感じた際、物販で資金を確保しようと考えたのがきっかけです。当初はブランド品の転売から始めましたが、Amazon物販との出会いを機に本格的に参入しました。リモートワークへの移行が追い風となり、副業として始めた事業が軌道に乗りはじめたため、会社を退職し独立に至った形です。

2.イクスラボと共に築くパッケージブランディング
ーーー流行に左右されやすい健康食品業界で、じきに5年目に入られる現在も商品を出し続けられています。その秘訣は何でしょうか?
秘訣は「ブランディング」に尽きます。特にAmazonのようなECプラットフォームでは、単発勝負だと非常に厳しいんです。ブランドとして認知され、複数買いに繋げることが重要で、そのためには「ブランドの顔」である商品パッケージが非常に大切です。
一般的な健康食品では、クラフトの袋にラベルを貼る簡易パッケージが多い中で、私たちは最初から全面印刷パッケージを採用しました。ECサイト内で比較されるので、商品が並んだ際、デザインが全面に印刷されたパッケージは非常に目立ちますし、商品の世界観を明確に伝えることができます。長期的な視点でブランディングと商品展開を考えた結果です。
ーーーそれで全面印刷が可能な印刷会社を探されたのですね。弊社と同じようなデジタル印刷を手掛ける会社が他にもある中で、イクスラボをお選びいただいた理由は何だったのでしょうか?
健康食品業界にいたので印刷会社を知っていましたが、イクスラボさんのWebサイトがしっかりしていたからですね!また、Webのみで見積りが出せる手軽さにも惹かれました。小ロット対応とスピード感も決め手でしたね。
ーーーありがとうございます!実際に弊社のサービスを使ってみて、特に評価された点はございますか?
デザイン入稿さえすれば、すぐに印刷できるスピード感が助かります。 従来の印刷会社とのやり取りでは、対面の打ち合わせや紙での確認等、非常に手間がかかる工程が多くて。それが全てwebで完結できるのがありがたいですね。
正直なところ、最初は品質に関して「多少悪くても、売れてから改善すればいい」くらいに考えていたんです。ところが、実際に届いたパッケージを見て「うわ、すげえ!」と感動しました。表面のマットフィルムのなめらかさや質感が段違いでしたし、色の再現性も素晴らしかった!クオリティにも満足しています。


▲当初は色について全く期待していなかったが、想像以上のクオリティだったとお褒めいただきました。
3.健康食品業界の未来戦略と、「真のパートナーシップ」への道
ーーー健康食品業界の今後の展望と、そこで勝ち抜くために大切なことや、貴社の今後の展望についてお聞かせください。
業界は厳しいですが、重要なのは「ブランディング」と「売り方」です。 大手と同じ広告費は使えないので、ブランドを表現するパッケージに力を入れ、小ロットでA/Bテストを重ねながら商品を展開していくのが有効的と考えます。
SNS活用も重要ですね。我々はYouTuberの動画再生がきっかけで商品がブレイクしました。昔と違い、広告代理店を通さなくても個人で安価に影響力のある発信ができる時代です。SNS活用でブランド認知度を高めていくことが欠かせません。今後はAmazonメインから、自社ECとShopee Singaporeを強化し、海外市場を攻めていく計画です。
ーーーありがとうございます!最後に、イクスラボに今後期待することはございますか?
イクスラボさんは、事業の「最初の立ち上げ」の部分で非常に強いです。小ロットで適正価格、しかも高品質。これは本当に素晴らしいです。ただ、商品が育って販売規模が大きくなり、例えば2万枚といった大量ロットになった場合、コスト面でグラビア印刷の方が安くなるケースが出てきます。
もちろん、そこまで規模が大きくなった段階で他社に切り替えることも選択肢にはなりますが、できればイクスラボさんに、その先の「スケールアップ」の部分、つまり大量ロットでのコスト競争力も今後取り入れていただけると、私たちのような少量メーカーがさらに大きく成長するまで、一貫して御社にカバーしてもらえるようになります。そうすれば、最初から最後まで安心して任せられる、まさにパートナーと呼べる存在になるはずです。


リクセル様の挑戦は、まさにEC時代のブランディングとパッケージの可能性を示しています。イクスラボは、今後もお客様の成長フェーズに寄り添えるよう、確かな技術と柔軟なサービスでビジネスを強力にサポートしてまいります。

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手軽に始める健康習慣の一歩として、ぜひ一度お試しください。